11月10日、金沢大学博士研究人材支援・研究力強化戦略プロジェクト(HaKaSe⁺)とキャリア支援室は、「KU博士キャリアセッション2023」の第3弾として「金沢大学博士学生と企業との交流会」を開催しました。
当日は、博士学生をはじめ、博士課程への進学を決めた修士学生などを合わせ34名の学生が参加し、また、企業は、株式会社PFU、津田駒工業株式会社、株式会社ダイセル、株式会社サイバーエージェント、株式会社メルカリ(mercari R4D)、住友化学株式会社、一般財団法人電力中央研究所、株式会社金沢村田製作所、コニカミノルタ株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社の10社から研究・開発職や人事担当の方が参加しました。
開会にあたり、博士人材のキャリア支援事業を展開する株式会社エマージングテクノロジーズの深澤知憲社長から参加学生に対し、偶然の出会いから生まれる縁を大切にして未来の可能性を広げるため、多くの色々な企業の方と話をするようアドバイスがありました。
交流会では、まず自然科学本館のアカデミックプロムナードにおいて、参加学生のポスター発表があり、企業の担当者に学生が自身の専門分野・研究内容について熱心に説明していました。
その後、大講義室に会場を移しての座談会に先立ち、10社の担当者から企業および自己紹介があり、続いて本学の森本章治理事・副学長から参加者に交流会の趣旨や意義、本学の博士学生のキャリア支援の取り組みについての説明と、併せて学生への激励がありました。
座談会では、参加学生は4回のセッションの中でさまざまな企業のブースを訪れ、それぞれの企業の特色や研究開発業務の内容、企業が期待する博士人材などについて積極的に質問し、また企業の担当者の説明を熱心に聞き、修了後のキャリア構築に向けた一歩を踏み出しました。